とあるお客様から、中小規模の組織のプロダクトのブランディングのためのWebサイトの型(テンプレート)としてよくできているサイトをご紹介いただいたので..
中小規模の組織のWebサイト運営者のお悩み
- 構築したWebサイトへのアクセスが伸びない
- アクセスされている割に問い合わせが増えない
Webサイトには型があります
- 会社案内的なWebサイト
とにかく社名を検索したとき「きちんとしていること」が大事
そこに掲載されているべき情報も自ずと決まる - プロダクトのブランディングのためのWebサイト
製品、サービスを認知してもらうためのサイト
様々な工夫、仕掛けを凝らす
型が身につくまでは…
型(テンプレート)を外すと効率よく成果につながらないようです
よく言われる守破離(シュハリ)ですね
中小規模の組織のWebサイトは守(うまくいくテンプレートを忠実に守る)だけでいいのではないでしょうか?
守:教えを守り私意をさしはさむことなく、ひたすら基本を身につける段階である。
書道の楷書にあたるもので、一点一画をゆるがせにしない心配りが大切である
お悩み:Webサイトを通じた問い合わせが増えない
これも型(テンプレート)
問い合わせ数 = アクセス数 × コンバージョン率
- アクセス数:そのWebサイトへのアクセス数 → 所謂打席数みたいなもの
- コンバージョン率:目標に達した数を目標に達する最初の段階に入った数で割った割合のこと
ここでの目標 = Webサイトを通じて問い合わせされること → 所謂打率みたいなもの
例えば「Webサイトを通じて問い合わせされること」の大体のコンバージョン率は1%くらい
型に当てはめるとわかること
Webサイトを通じて月15件くらい問い合わせが欲しい
型(テンプレート)に当てはめると
15(月に欲しい問い合わせ数) ÷ 0.01(コンバージョン率) = 1,500(必要とされるアクセス数)
アクセス数を増やす
結局のところアクセス数を増やすには
- お金をかける
- 手間をかける
お金をかける
リスティング広告
キーワードにマッチした時に表示される広告=すぐ成約に繋がる客の獲得に効果的
どんなキーワードにするかが大事=検索されないキーワードに広告を設定しても成果につながらない
したがって自社の製品、サービス、ターゲットとなる顧客への理解は必須
- 料金は入札形式
- 掲載順位は「入札価格」 × 「広告品質」
- 予算規模:3万円/月くらいから
- 初期ブーストには大変効果的
- 広告出稿を止めると成果ガタ落ちかも
- 永遠に出稿し続けないといけない無限地獄かも(売上を広告費として注ぎ込み続けてしまう)
- 広告に頼らなくても売れるしくみの構築を常に意識する
手間をかける
周辺コンテンツを充実させる(例:それをテーマとしたブログを書く)
書いたブログはWebサイトの資産になる → 資産になる記事を意識して書く
製品、サービスに特化したランディングページを作成する
手間をかければお金はかからない?
いいえ 結局この世はお金です
忘れてはいけないのが「手間は地道にかけ続けないと効果がでない」ということ
即効性がない = 長期戦になるので結局お金がかかる(人件費的に)
書くポイント
- 需要がある内容
- 1,000文字程度 → 2-3分で読める分量:大人が1分間に読める文章量は、文字を読み慣れていない人で500文字程度、特別に読むのが早い人で1,500字程度
- 網羅性 → そのキーワードで検索している人が知りたいであろうことをすべて書く
- 独自性 → 他の記事にはないオリジナリティ
意識すること
自分達の顧客(潜在顧客)の
- 悩みごと、困りごとの解決(のヒント)
- 答えがズバリ
- 内容が共感できる、納得できる
を意識する
顧客(潜在顧客)の欲求が何らかの形で満たされる → 問い合わせ、購入などの具体的な行動に繋がる
そのコンテンツって顧客(潜在顧客)の欲求を満たす内容になっている?
ここでも型(テンプレート)
ここが本題です とあるお客様から、中小規模の組織のプロダクトのブランディングのためのWebサイトの型(テンプレート)としてよくできているとご紹介いただいたサイト
バッティング上達なら篠塚和典の打撃バイブル : 野球上達DVD
こういうサイト構成が個人的に好きとか嫌いとかではなく守破離(シュハリ)の守、自社の製品、サービスに当てはめた記事を書けるようになることが大事です
まとめ
Webサイトには型があるので目的にあった型を使う
- 会社案内的なWebサイト
- プロダクトのブランディングのためのWebサイト
会社案内をいくら配って回っても売上は上がりませんよね
愚直に型(テンプレート)を守る
私達なら守破離(シュハリ)の守だけで生きていける