MacOSXでNASにファイルを移動していてひどい目にあいました
もうMacOSXでは大切なファイルの管理はしないことにする
遭遇したトラブル
これはひどい1:自己主張が強すぎなタイムスタンプのファイル
ファイルのタイムスタンプ(変更日)が1984/01/24
のものを大量に生成してくれています
もちろんファイルは開くことができません
Macintoshで1984年というとお馴染みのあの動画
そう1984/01/24
はMacintoshを株主総会で発表した日ですね
こういうのをガチなMacユーザーは喜ぶんでしょうが、業務で使用している機材にこういうのは要りませんから
これはひどい2:自分で作成しておいてアクセスできないアクセス権を設定しているファイル
自分が作成したファイルに「自分がよくわからないアクセス権」を設定するなよって話です
ちなみにこうなってしまったファイルもWindowsからはアクセスできるようです
ローカルボリューム上だと「ディスクユーティリティ」の「First Aid」にある「ディスクのアクセス権を検証」でこれは修復できるのでしょうが、NASの共有ボリュームにあるファイルには適用できない
そもそも「ディスクのアクセス権を検証」がいつまでもTipsとして生き残っている世界ってどうなの?
これはひどい3:ファイルサイズが0バイト(実は正しい容量のファイルが存在する)のファイル
嘘のサイズを申告してくるとか最悪すぎます
諦めていくつかのファイルを消去してしまいましたが、その内のいくつかのファイルもMacOSX以外でなら読むことができたのではなかったのだろうか
実際にはNASの管理コンソールで見ると正しいサイズのファイルが存在するし、Windowsでもファイルが正しく読める種類
が--
になっているファイルは「これはひどい2」の症状でファイルにアクセスできず種類が取得できなかったファイルだと思われる
作業メモ
大部分のファイルは以下の手順でアクセスできる状態に戻すことができた
$ xattr -cr /Volumes/nas/SharedFolder
本当にこういったことは勘弁してほしいものです
影響の大きさがNFC-NFD問題
(所謂ファイル名の濁点、半濁点の取扱いの問題)などとは比べ物になりません