NAS×Docker×SQLServerをお手軽にやってみた
いまどきのNASにはお手軽にDockerまで使える環境が整っているようです
SQLServerもDockerで動かせるようになっているので、NAS×Docker×SQLServerをお手軽にやってみました
ここまでできてしまうと、もうWindows業務アプリケーションの基盤環境としてのWindowsServerは必要無くなってしまうのでしょうか?
今回のNAS
いままでNASと言えばQNAPだったんですが、今回はSynologyのDiskStation DS1817+にしてみました
今まで導入してきた4ベイNASとパフォーマンスが違い過ぎます
実際の話、発注のハンコ押すときは少し勿体無いかな迷いましたが、中小規模の組織でも導入するならこのクラス以上のNASを是非お薦めしたいです
設定メモ
パッケージセンターからDockerを検索してインストールする
Dockerのイントールは[インストール]ボタンをクリックするだけ
Dockerを起動する
Dockerの起動はメインメニューからをDockerを選択するだけ
レジストリからSQLServerをダウンロードする
「レジストリ」ダグで検索して[ダウンロード]ボタンをクリックするだけ
ちゃんとインストールするバージョンも選択できます
イメージがダウンロードされるのを待ち、ダウンロードされたら[起動]ボタンをクリックする
コンテナの設定をする
- コンテナ名:実行するDockerコンテナに付ける名前
- 「高権限実行コンテナを使用」にチェック
- [詳細設定]ボタンをクリック
- 「ボリューム」タグ
- [フォルダの追加]ボタンをクリック
/docker/mssqlフォルダをマウントパス/MSSQLに - 「ポート設定」タグ
- ローカルポートを1433に変更
- 「環境」タグ
- 各変数に値を設定した
「環境」タグで設定した変数と値
変数 | 値 | コメント |
---|---|---|
ACCEPT_EULA | Y | SQLServerのライセンス契約に同意する |
MSSQL_PID | Express | 今回はExpressとしてインストールした |
SA_PASSWORD | Password0! | saのパスワード ※パスワードポリシーに合ったものを設定する |
MSSQL_COLLATION | Japanese_CI_AS | 照合順序の設定 |
MSSQL_LOG_DIR | /MSSQL/log | ログフォルダ |
MSSQL_DATA_DIR | /MSSQL/data | データフォルダ |
MSSQL_BACKUP_DIR | /MSSQL/backup | バックアップフォルダ |
MSSQL_MASTER_DATA_FILE | /MSSQL/master.mdf | masterファイルの場所 |
MSSQL_MASTER_LOG_FILE | /MSSQL/mastlog.ldf | masterログファイルの場所 |
コンテナを開始する
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