Ubuntuのサウンド関係あれこれ

UbuntuServerにGUIを構成したことで使用頻度もグングン上昇してきました
常用していくにつれて、いくつか不満点が出てきたのでそのあたりを改善してみます

なぜか無音時に耳障りなノイズが聞こえ続ける

再生されている音声にはノイズが乗らないが、無音になって1-2秒経つとかすかではあるがノイズが聞こえ始める
気にしだすと気になって仕方がない
スピーカーの電源を切ればいいのですが面倒
環境に依存するのでしょうが、サウンドデバイスの省電力機能が動作し始めるとノイズが出てしまうようです

設定メモ

$ sudo nano  /etc/modprobe.d/alsa-base.conf

options snd-hda-intel power_save=0

の行を追加する

サウンド出力をモノラル化したい

Windows10では「簡単操作」の「オーティオ」に「モノラルオーディオをオンにする」という設定項目がありますし、macOSでも「アクセシビリティ」に「ステレオオーディオをモノラルとして再生」という設定項目があります
Ubuntuでも探してみたのですが見つけることができませんでした

設定メモ

$ pacmd list-sinks | grep name:
        name: <alsa_output.pci-0000_03_00.6.analog-stereo>

で表示されるデバイス名を

$ pacmd load-module module-remap-sink sink_name=mono master=[デバイス名] channels=2 channel_map=mono,mono

とすることで、サウンド出力がモノラル化されるデバイス追加されるみたいです

今回の環境では

$ pacmd load-module module-remap-sink sink_name=mono master=alsa_output.pci-0000_03_00.6.analog-stereo channels=2 channel_map=mono,mono

とすることで
サウンド出力のテスト
のようにできました

必要になった都度実行して切り替えるのも面倒なので

#!/bin/sh
pacmd load-module module-remap-sink sink_name=mono master=`pacmd list-sinks | grep -m1 name: | sed -e "s/^[ \t]name: <//g" -e "s/>$//g"` channels=2 channel_map=mono,mono
pacmd set-default-sink "mono"

のようにしておいた