WSL+Dockerで便利に使えそうなwsl-terminalを使ってみた

WSL+Dockerで困っていること

  • WSL環境を毎回「管理者として実行」で起動しなければならない
  • マウスで選択してコピー、右クリックでペーストをしたい

なければなくても構わないけれど、地味に面倒なことばかり

wsl-terminalを見つけたので使ってみる

wsl-terminal

wsl-terminal

設定メモ

releasesページからダウンロード

releases

今回はv0.8.12をダウンロードした

wsl-terminal-0.8.12.zip

ダウンロードしたzipファイルを解凍してフォルダに移動させた

今回はC:\Application\wsl-terminalに置くことにした
open-wsl.exeをダブルクリックするとwsl-terminalが起動する

お困りごと1:WSL環境を毎回「管理者として実行」で起動しなければならない

  • デスクトップにopen-wsl.exeのショートカットを作成する
  • ショートカットのプロパティの「互換性」タブの「設定」の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる

お困りごと2:マウスで選択してコピー、右クリックでペーストをしたい

  • wsl-terminalウィンドウの左上のアイコンを右クリックして「オプション」を選択する
  • 「マウス」の「選択時にコピー」にチェックを入れ、「クリック動作」の「右マウスボタン」の「ペースト」を選択する
wsl-terminal オプション

起動時のカレントディレクトリを変更したい

open-wsl.exeを起動するとopen-wsl.exeの場所がカレントカレントディレクトリとして起動する
任意のディレクトリをカレントディレクトリとするには-Cオプションでカレントディレクトリのパスを渡してあげればよさそうだ

  • 作成したショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択する
  • 「ショートカット」の「リンク先」に-Cオプションをつけてカレントディレクトリを設定する
    C:\Application\wsl-terminal\open-wsl.exe -C /home/wsluser
「ショートカット」の「リンク先」